badger(アナグマ) claw necklace。
![]() OGLALAでは毎年、交通事故等で死んだアメリカのアナグマの爪の、払い下げ品が出た時のみ輸入してアクセサリーを制作しておりました。 しかし、今年のアナグマは、事故等ではなく、カナダのトラッパー(罠猟師)によって捕獲されたものです。 カナダでは罠猟師はまさに生態系にとって必要不可欠な存在です(実は日本のハンターもそうなのですが、レジャー的なハンターの側面ばかりが注目されて、現実が見えにくくなっております)。 彼らは、増え過ぎた動物の弱い個体を間引き、種を強くします。 しかし、その猟師も現在では激減し、絶滅寸前です。 猟では食べてゆく事が出来ないからです。 彼らが居なくなったとき、広大な極北(ツンドラ)の大地は荒れるに任されるでしょう。 彼らはまさに、森の番人なのです。 ご興味ある方は、一度、映画「狩人と犬、最後の旅」(英題「The Last Trapper」)をご覧下さい。 アナグマ猟は、本来かなりえげつない猟の仕方をします。wikipediaのアナグマの項をご覧下さい。 しかし、この度入手しましたアナグマの爪は、居留地でトレーディング・ポストを営むラコタ族の友人が、信頼出来るトラッパーとの交流によって入手出来たもので、一年待ってようやくまとまった数が海を渡る事が出来ました。 アナグマを含む、動物のパーツは、年々輸出入が厳しくなってきております。 私も、その傾向には概ね賛成です。 しかし、一方で、彼ら、森の番人達の活動の場を狭めてきている理由の一つでもあり、法律を超えて、どうにかならないものかと憂えております。 その中で、同じ問題意識のもと、多少高くなろうが、入荷が不安定になろうが(時には全くゼロになろうが)、信頼出来るアメリカ、カナダの森の番人からのみ毛皮や爪を仕入れている友人の活動に敬意を表します。 さて、そうした今期の爪ですが、実はしばらく前に入荷していたのです。 しかし、背景が背景だけに、なかなか製品化に着手することが出来ませんでした。 私自身が猟を始めたばかりで、殺生に対して長い時間混乱していましたが、悩みの中から抜け出し悟りを得るに至り、ようやく形にすることが出来ました。 去年まではビーズや、麻糸の三つ編みのチェインでしたが、今期のものは私自身が鞣したブレイン・タン(脳漿鞣し)のニホンジカ。 綺麗に装飾するというよりは、「アナグマの爪」というものを、より爪という存在を際立たせ、「命である」という側面をクローズアップしたものに仕上げました。 ブレインタンですが、ニホンジカは小さいので、一頭からおよそ60本程度の革ひもしか切り出すことが出来ません。 ブレインタンは全手作業なので、日本でもアメリカでも、そのしんどさから一旦は絶滅した技法です。 アメリカで販売されている一部薬品に頼ったブレインタンでさえ、工業鞣しの革の5倍の金額がついています。 どれだけ貴重な革であるか、お分かりでしょう。 賛否あると思いますが、これが現在の私の、最高に格好良いアナグマの爪のネックレスです。 何度も撮り直しましたが、どうしても実際に手に取った時の凄みを撮る事が出来ませんでした。 どうか、是非、店頭等で、手に取ってその凄みと存在感、そして意外と服を選ばない着けやすさをご確認下さい。 価格:5500円 直接のオーダーも可能です。こちらまでメールにてお申し込み下さい。 ![]() このポーチの評価は、お客様がOGLALAに何を求めるかによって二つに分かれるのではないでしょうか。 ある意味、このポーチは、前回紹介したNEW DEALスペシャルポーチを含む、ベアトラック・ポーチの対極にある存在です。 ベアトラック・ポーチは、伝統文化のエッセンスを変える事無く、より現代の服装に合わせていった仕様で、作家の独自性が色濃く出ています。 対する今回のポーチは、ラコタの最もトラッドな形そのままで、現代風の改造等を一切しておりません。いわば制作者の個を消す事から入る制作です。 このポーチの制作にあたって課題としたのは、「アンティークとして現存している1800年代後半のラコタのポーチを、作られた当時の姿で再現する」というものでした。 使用しているビーズは1800年代後半のイタリアンビーズのデッドストックで、革はもちろん、当時の技法そのままに僕が鞣したものです。当時と違うのは金属パーツが現代ものであること(当時の金属パーツも入手出来るが、ほとんど使い物にならないことが多い上に、そこだけ妙にアンティークになってしまう)と、糸が当時の綿ではなくNYMOだということ。個人的なこだわりで、NYMOは最高だと思うので、かえる気は無かったです。 しかし、そうやって作ったにもかかわらず、不思議と作者の独自性というか、作品的な側面が非常に強く出た事に、僕自身がとても驚きました。そんなものなのかもしれませんね。 ラコタのビーズ細工を始めた頃、最初はこういった形の伝統的なポーチの制作から入って、より使いやすい形へと改造を加えていき、自分なりに完成させた姿がベア・トラック・ポーチです。 そうやって、色々な事を知り尽くした上で、再び原点に戻って制作したのが、今回のポーチです。 このポーチですが、今週火曜日(10月7日)からOGLALA-WEBにて販売します。 また、このポーチにまつわるビーズ素材の話を今週の「工房雑記」に、何故当時の姿そのままに一切の改良をせずに作ったのかといったエピソードを「OGLALA-WEB」の当商品紹介ページに掲載予定です。 ![]() ![]() ネイティブ系と呼ばれる、まともに意味も分かっていないブランドがラコタやインディアンの意匠やマークを使っているのを見て、知らんぷりはしていたものの、いつか、そういった意匠をOGLALAが使ったらこうなるんだ、というものを出したかった。 今回、機が熟して、一つの柄をTシャツとして送り出す事にした。 このTシャツの柄を巡る物語は、工房雑記でご覧下さい。 プリント 背面ー3色刷り特殊版(サイズが通常の版の大きさを超えているため) 前面ー2色刷り、フェザー部分13号ビーズ刺繍(写真のものは参考に、SUNSHINE STUDIO-スピーカーのボリュームを小さくしてクリックして下さい-のキャップに施したビーズフェザーを拝借。実際のフェザーは初列風切羽根をイメージしたものになる予定) 土台 グリマー(変更になる可能性あり) 色 黒のみ サイズ展開 150、160、S、M、L、XL 価格 8200〜8500円(未定) 「自分に合うかどうか」ではなく、「似合わないけど、着たいから、服に自分を合わせる!」って勢い、本気の方のみで結構です。それはこのTシャツだけでなく、OGLALAのレギュラー商品すべてに関して、そう思っています。 OGLALA自体では少量のストックしか持たない予定なので、必要な方は今週水曜までにメールにてオーダーを。 OGLALAメールアドレス グリマーの実寸サイズ表 サイズ/着丈/身幅/袖丈 150/60/43/17 160/63/46/18 S/66/49/19 M/70/52/20 L/74/55/22 XL78/58/24 XXL/82/61/26
通常商品ではないが、幅4.2センチのペヨーテバングルも製作可能。
半分の太さのL版に比べて倍以上の価格なので、割高の様だが、この大きさになると針の長さと土台の幅の長さの関係で、針の動かす角度が限られるので手間が非常に増す。 ![]() 価格 オープンプライス(各ショップにお問い合わせ下さい) 納品先:NALU
このネックレス、実はカタログに載せていると思っていたのだけど、取扱店の方から言われて初めて載せていなかったことに気付いた。
いつから抜け落ちていたのだろう? このネックレスはかなり合わせやすく、しかもシルバーなどのものよりもインパクトが大きくて上品なので、おすすめ。 Peyote top necklace ¥2500 ![]() 上記商品納品先 WHOL(高知) 電話番号 088-861-3110
Feather (Qd Q) Earrings ¥1800
![]() この商品は、少し前までラコタのアーティストが作っているのをよく見たもの。 初めてラコタに連れて行った時、アシスタントが最初に飛びついたものだ。 こういうタイプはサウス・ウェストの土産物屋などで、メキシコで作ったもの等が、よく売られているので、そういうものと価格面で比較されるのが嫌で、僕はそれまで眼中に無かったのだが、言われて良く見ると、とてもよく出来ていて、可愛い。 何より、着けた感じが人を選ばず、値段の割に高級感もある。 今はあまり作っていないのか、居留地の土産物屋にリクエストを出してもリストに入らなくなった。 そこで作ってみた。 要はラコタのコピー品である。 オリジナルを踏まえた上で気をつけたのは、ボンドを使わない事。オリジナルはボンドを多用していた。ボンドを多用するのは、現代ラコタのみならず、インディアンの細工師の特徴でもある。テキストや授業でもボンドを使う様に教えられている様だ。 しかし、これをすると、その時は良いのだが、修理が難しくなる等、弊害も多い(ただし、この商品は芯にクイルを使用しているため、修理は困難です。基本的に修理不可とお考え下さい)。 この商品は、名前をどうするか、非常に悩んだ。最初、Quilled Featherにしようかと思ったのだが、Quillはヤマアラシの針毛の他に、鳥の羽(Feather)の軸をも意味している。なので、「Q d(Quilled) Q(Quill)」、つまり「針毛で軸を作った羽」という名にした。 なお、近年、クイル材料の入荷が不安定になってきているので、材料が無くなり次第、生産は終了いたします。あらかじめご了承下さい。
本日より、コンチョの新型を発売します。
New Concho ¥3000 ![]() 今までのConcho-Mと基本的にサイズは同じで、変化が無い様に見えるかもしれませんが、新型は土台に下の写真の、一般的なブラスのコンチョを使いました。よって、今までのコンチョは平面だったのですが(芯が革とローハイド)、新型は軽い丸みがあります。 ![]() ![]() 写真では分かりにくいですが、このほんの少しの丸みにより、横から見た際の見栄えが良くなっております。ゴムひもをとりつけて、髪留めに使う時に特に良くなりました。 Concho-Mも、今まで通り併売いたします。お好みの方をお選び下さい。 市販のブラス・コンチョを芯にする案は前から出ておりましたし、リクエストも多かったのですが、一つはラコタの友人が金属のコンチョを髪に着けていて落雷にあったということがあったので、抵抗感があったのと、技術的にちょっと納得いかない部分があったので、製品化を見送っておりました。アメリカにはこの手の商品が多いのですが、ちょっとそれらの「ある部分」が気に入らなかったので、そのまま真似る気にもなりませんでした。 よって、今回商品化したものは、長い時間をかけて、じっくり考えて自分なりの方法で製品化したものです。 使用している革は、表革(ビーズ面)にベロア、裏面に耐水性のあるセームを使っています。一応全て耐水性のある素材を使用しておりますが、芯が腐食して革を痛めたり、糸が腐る可能性が高いので、泳ぐ等、水に着ける事はしないで下さい。あくまで「濡れ髪に巻いても大丈夫」程度の耐水性と考えて下さい。 なお、表裏にブレイン・タンを使用したバージョンも用意しました。こちらの価格は二割増しです。 ブレイン・タンを使用したときの良さは、その柔らかさにより、非常にしっくり土台に馴染むので、通常版より奇麗に見えます。ちなみに、トップ写真(ターコイズブルーのもの)、3つ目の写真はブレイン・タン版です。 通常版裏面 ![]()
Twin Round Earrings w/fringes ¥7000
![]() Triple round earrings と Round earrings w/fringes のラウンド・ユニットの2つ版。 写真商品の納品先: カントリーストア501(*客注品)
メディスンネックレスポーチの新バージョン。
![]() ¥6000 フリンジはもう手を入れられない位、完璧に仕上がって来たが、ヒモの付け根の部分に飾りがあったら、もう少し人を選ばなくなるので、新バージョンを作った。チューブ状のものは染色したインド製の水牛の角(ホーン・パイプ)。 製作出来る色に制限があるが、より「普通の服」でも合いやすいバージョンである。 ホーンパイプ無しの通常バージョン(¥5000)ももちろん販売を継続。 メディスンネックレスポーチは予想以上に売れて、当初は余った革を利用して作っていたのが足りなくなり、そのためにアメリカ中の脳漿鞣し革を仕入れる事となった。 それでも結果的に前に使っていた様な革は入手出来ず、フリンジが細くなり過ぎたりして最初はかなり参ったものだ。しかし最終的に、ポーニービーズ・フリンジに仕上げ、染色等のテクニック(参照ページ)を駆使して、以前のもの以上に中味の詰まったものに仕上がった。 金額的には赤字だけど、楽しんで製作させて頂いている。 < 前のページ次のページ >
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